toggle

【6月9日】こんにちはこんにちは!

今日は嬉しい気づきがありました。
家の芝を張り替えるにあたり、子どもが小さかった時から育てた夏みかんの木も
一度土から掘り起こして植え直す、という作業をしたのが3ヶ月前。

その道のプロには、植え替えると育たないかもしれないと言われまして
ずーっと様子を見守っておりました。
同じように植え替えられた梶の木は、早々に葉を生い茂らせなんだか得意そう、
に見えるほど、何の変化も起こらなかった夏みかん。

ある日「あっ」と気がついたのは、枝が茶色くしなびて枯れている切ない変化。
枝分かれしているところから、お亡くなりになったとわかるほど
生気のない乾いたカフェオレ色の(というと感じはいいけど)枝が
気づくと少しずつ増えていきました。

言われた通りだったな・・・と思いながらも、子どもが小さい時に食べた
美味しい夏みかんの種を埋めたところから育った木なので、まあ思い入れもあり
このまま立ち枯れていくのは寂しいなと、周りの新緑を見て落ち込んだり。
新芽が出るどころか、ついていた葉もどんどん落ちていき、
トゲだけが見るものを威嚇するように存在感を増す、殺伐とした状態でした。
いつものようにアゲハは来ていたけれど、死にゆく木には卵は産まないかと
余計にうら寂しくなり。

ところが今朝です。何気なく尖りまくった木を見ていたら、おや、おやおや、
これは赤ちゃんのような生まれたての葉っぱたちが、ウワーッと一斉に
手を広げるかのように顔を出していました。

死んでない!むしろ元気いっぱいの赤ちゃんがいる!!と
嬉しかったのなんの。
しかも、よーく目を凝らすと、クリーム色のぷちっとした丸がある。
これはアゲハの?卵ではないか!たぶん!
出たばかりの新芽に3つも並んでいて、よくわかってるんだなぁと感心しました。

確か昨年?もなかなか新芽が出なくて、とても心配したことを思い出します。
この夏みかんくんは、とってもスロースターターなのですね。
低血圧で朝が苦手なタイプ、コツコツ型ではなく最後に追い込むタイプだな、
なんて思うと、あれ、家族にそういうタイプいたな、と笑
犬が飼い主に似ると言われるように、夏みかんも立派な家族の一員ですね。うん。

なにはともあれ、一斉に「こんにちは〜!」「今年も来たよ〜!」と
言ってるような夏みかんの赤ちゃんたち。とってもかわいい。とっても嬉しい。

本当に今日は、感無量の1日でありました。

丸いぷちぷちくん。柔らかい葉が大好物です
関連記事