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【10月26日】フレッシュフレッシュ

先週末はいとよしの稲刈りでした。その前の週に予定していたのですが雨で延期に。
冷たい雨の中で無理してやるよりは、と延ばしましたが、またとない晴天に恵まれて気持ちのいい稲刈りでした。
実はこの日は私の誕生日でもあって、母がメッセージを送ってくれた中に
「青空のいいお天気がお誕生日を祝っているようです」とあって、本当に感謝だなぁと思いながら
ザクザクと心地よく稲を刈り取っておりました。

1年に1度しか刈らないわけですが、4回目ともなると少しコツをつかんできたのか
1つの束を1回でザクッと刈るのができるようになってきました。
これ、なかなか最初はできなくて、何回か力を込めて鎌を動かして刈っていました。
しかし農家さんの1回の「ザクッ」「ザクッ」というのがそりゃぁかっこよくて、昨年も真似して練習してたんです。
そしたら今年は快調に「ザクッ」と刈り取れて。気持ちはいいわ、進みも速いわで
一人でほくそ笑みながら稲を刈っておりました。

干した後に、稲穂を束ねた「懸税(かけぢから)」を作るのですが、少し取っておいた稲穂が余ったので
家に持って帰ってきて、ベランダではざかけして干すことにしました。
これがまた、不似合いなんですけど笑、自分ではなかなか満足。
東京23区で自宅ではざかけしている人もそうそういないに違いない、というご満悦な気分ですが
これ見てもなんだかわからない人も結構いるんじゃないかなぁ、と思います。

こちらの分は飾りに使ったりする予定ですが、お米でいただくものは2週間程度干します。
持って帰ってくるときに袋に入れたら、蒸されて水がかなり出てびっくりしました。
やっぱり大地に根を下ろしていたものは、刈り取った稲でもみずみずしいんですよね。
収穫した大根やネギも、驚くほどのみずみずしさでした。切り口から水がしたたるほどのフレッシュ感。

さてさて、これからは新米を食べて稲を整えて、しめかざり作りまでと仕事が続きます。
あっという間に11月になりますし、年末年始もすぐそこです。あらら。
どんどん気忙しくもなりますが、地に足つけて、できることをしっかりとやらねばと思います。

住宅街でのはざかけ、ちょっと不思議な佇まいです

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