【2月18日】散歩ともだち

ここのところ、毎日近くの神社まで散歩に行くことにしています。
はじめて1ヶ月半ほど経過しましたが、行けなかったのは1日だけ。

でもその1日で心くじけず、また翌日から続けているのが今までと違うところ。

毎日何かをする、習慣を変えるというのはなかなか難しいと思っていましたが
この近所散歩、自分のものになりつつありますよ。ふふふ。

物事が続かないことには自信がある私が、はて、何がよかったから続いているのか。
分析してみると、大きく2つある気がします。

1つは、面倒よりも気持ちがいいが勝っていること。
寒いけどピリッとした空気を肌に感じるのも、身が引き締まっていい感じ。
加えて、霜柱を見つけたり、犬がかまってくれたり、おはようございますと
挨拶をしてくれる先客がいたり、と何かしらいいことがある日が多いです。

もう1つは、10分あれば行って来られる近い場所だということ。
ハードルを上げてしまうと、続かなくなってしまうことは十分わかっているので
片道10分の大きな神社より、往復10分の小さい神社。
そうすると、いつでも気軽に行けるので足が向きます。
買い物のついで、新聞を取りに行くついで、ゴミ捨てのついで。
ちゃんとした格好でなくたって気にしない。（さすがに部屋着じゃないですよ）

気軽でいい分、行けなかったダメージも小さいです。
「あーあ、なんで行けなかったんだろう」と自分を責めたりはせず
「あ、忘れちゃった、また明日行こ」ですみます。

そんな今日は、近所の野良猫ちゃんに会いました。今日で3回目くらいかな。
この子は人懐こくて、見ず知らずの私になでさせてくれた太っ腹の持ち主。
だいたい逃げられますからね、私の場合。

そしたら、なんと今日は神社の境内まで一緒に入ってきてくれたのです。
わー、来てくれるの？嬉しいなぁ、なんてウキウキして、一緒にお参り。

この嬉しさは、まさしく新しく友達ができたときの気持ち。
大人の付き合いでなく、知らない子と仲よくなったような10代のときめき。

帰りの大通りに出るまでの短い間、あっちこっちにクネクネしながら
歩調を合わせてくれる散歩ともだちの出現に、胸がはずんだ嬉しい朝でした。
でも友達と思ってるのは私だけかも。。また会えたらいいな。