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【1月31日】冬と春の間で

早いもので、もう1月が終わろうとしております。

今日は旧暦だと、1月7日。そうです。七草がゆの日。
お正月が1週間前と考えると、やはり今よりもお正月は春を感じる行事ですね。
「新春」「初春」という言葉もしっくりくる気がします。

明日からの2月は、如月(きさらぎ)。
もともと旧暦の2月を指す呼び方だったので、本来は3週間も先ですけど
今はカレンダー通りの2月が、如月ということになっています。

なぜ如月と呼ぶのでしょう。説は例によっていろいろありますが、
「きさらぎ」は「衣更着」で、寒くて衣をたくさん重ねる頃というのが有力です。

「如月」は中国から来た言葉。陰暦2月を指す呼び方だったそうで
ここにも日本と中国の文化が混じり合っているのが伺えます。

「如」には従うという意味があり、ひとつ動き出すと一斉に動き始める、
春に向けて万物が動き始める時期、と解釈されているようですよ。
やはりどこの国も自然の移り変わりが暦の基本になっているんですね。

しかし今年は雪がないのがニュース。冬らしい冬なのかどうかわかりませんが、
週明けは節分。冬と春の季節の分かれ目の日です。

季節の分かれ目は、体調も崩しやすい。件のウィルスも気になりますが
街中からマスクが消えて、私も今更ながらにしまった!と内心焦っております。

皆さまも、手洗い・うがいは忘れずに。

体調を崩すのも鬼の仕業と考えられていました
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