toggle

【2月2日】明けまして、ふたたび

昨日の2月1日は、旧暦の1月1日。元旦です。
明治の最初まで、今頃がお正月だったんですよね。
と考えると「迎春」とか「初春」はとてもしっくりくる言葉です。
梅の蕾もだいぶふくらんできて、春の予兆が感じられます。

中国をはじめ、アジア諸国では1月のお正月よりも旧正月でお祝いするところがほとんどです。
コロナがなかったら、きっと日本にも多くの方が遊びに来てたかもしれませんね。

我が家は毎朝、NHKBSのニュースがつけっぱなしになっているのですが
こういう時は面白いです。
中国人のキャスターは、先日、海外から来たオリンピック選手たちに
旧正月のお祝いや飾り付けを見てどうですか、とインタビューしていました。
韓国では、大晦日の渋滞ラッシュのニュースを報じていて
こんな間際にみんな帰るんだなぁ、なーんて日本との違いを感じたりもしました。

日本では沖縄の一部では、旧正月をお祝いしているところもありますが、なんかいいですよね。
糸満市では大漁旗が豪快にはためいて、航海の無事を祈ったというニュースを見ましたが
その土地特有の伝統がよく残っている気がして、いろんなところの旧正月を観に行ったら
きっと楽しいだろうなぁと妄想しました。

お正月の新しいはじまり、という区切りはなんだか気持ちがよくて
何回あってもいいもののような気がします。
実際にお正月が3回ある、なんてところもあったりするそうですよ。

さて、明日は立春を迎える前の節分。
立春正月、というのもありますからね。
前日の大晦日に当たる節分は、いやーなものを祓う大切な日です。
どうぞ盛大に、いろいろと追い払ってください!

 

 

寅年は中国でも寅年です
関連記事