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【1月12日】お正月リターンズ

新年のご挨拶が遅れてしまったと思っているうち、
松の内は終わり、鏡開きも終わってしまい、どんど焼きもそこまできています。
あっという間に通常運転に戻ってしまいましたが、改めましてお正月いかがお過ごしでしたか?

東京は、想定外に積もった雪の日があったりしましたが、ほとんどが快晴。
いつも何かしら飛ばされてしまうしめかざりも、今年はちゃんと飾られたまま。
強風の日もあまりなく、穏やかなお正月らしいお正月だったと思います。

おかげさまで、いとよしも5年目に入りました。
今年はちょっと方法を変えたりしながら、より多くの皆さんとしつらいや季節の行事、
田んぼなどを楽しんでいきたいと思います。

今日は、早稲田にある「穴八幡宮」へ行ってきました。
竹橋に「民藝の100年」展を見に行ったので、足を伸ばしました。
言わずと知れた「一陽来復」のお札で有名な神社です。
このお札を貼れるのは、冬至・大晦日・節分の日の3日間。時刻は夜中の12時。
なかなかプレッシャーなんですよね、うっかり忘れそうで。

なぜこの3日間なのか、というとどれもお正月のはじまりの日なのと関係がありそうです。
大晦日の翌日がお正月なのは当たり前ですが、冬至正月、立春正月というのもあるんです。

冬至は日がいちばん短い日ですが、この日を境に太陽が力を取り戻すというのが「一陽来復」。
一日ごとに日差しが戻ってくる、その最初の日です。
立春は暦の起点となる日。明治の初めに改暦されるまでは、立春がお正月だったんです。
いっぱいお正月があって混乱しますが、おめでたい日がいっぱいあるのは
リスタートにいい日がいっぱいということで、いいですよね。
そんな区切りの日に、きっちり12時に貼るお札。ご利益ありそうな気がします。

それでは、ご挨拶が遅れましたが、今年1年良いとしになりますように。
どうぞのんびりペースのこのブログも、よろしくお願いいたします。

 

冬至に人が溢れかえる穴八幡宮も、今日は落ち着いていました

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