【10月12日】もう年賀状!?
暑さ寒さも彼岸まで、のはずが、神無月に入っても30度近い日が続きました。
「寒露(かんろ)」という二十四節気の名前がそぐわないくらいに、半袖の活躍する日々。
東京は久しぶりの曇り空で、今までとのコントラストでかなり涼しく感じます。
私は10月生まれですが、今頃の気候もとても好きです。
金木犀(きんもくせい)も最後かな、というくらいですが、まだ香っていて
日中はカラッと暑く、朝晩は涼しく過ごせる頃ですよね。
最近は決まった時間に犬の散歩に出るようになり、日が伸びた、短くなった、に敏感になってきました。
夕方5時半を過ぎるともう暗くて、犬に投げるボールが見えにくくなります。(それでも投げて欲しいんですって)
ついこの前までは6時まで明るかったのになぁと思うと、秋が深まってきた実感もさらに強まります。
空を見上げるとときたまウロコ雲が見えて、ああ秋だなぁと思いますし
日暮れからの気温の低下に空気の乾燥も感じて、あの湿気ていた夏が少し恋しくもあり。
五感からじわじわと、秋にがぶり寄られていますね。笑
それでさっきニュースをみていたら、なんと年賀状が郵便局に届いた、というではありませんか。
ええっ、もう終わりですか、今年。令和3年。早過ぎませんか?
販売は11月1日からとのことですが、いやいや、まだまだ、まだまだありますよ。いろいろ。
いとよしはこのくらいから、とっても慌ただしくなります。
今週末には、稲刈り。稲刈りが終わったら、新米の収穫を祝う新嘗祭と新米でむすぶ「おむすびの会」。
お米を取った後の藁を整える「藁すぐり」をして、来年へとつなぐ「しめかざり作り」。
12月最後に冬至の講座をして、はい終了!となったら、あわわ年賀状は、お掃除は、おせちは、
という怒涛の年末年始に巻き込まれているという。もうクリスマスの入る隙が見当たりません。笑
ところで、明後日14日は旧暦の「重陽の節供」です。
菊の節供で長寿を願ったりするのですが、菊は食べてもシャキシャキして美味しいんです(もちろん食用菊ですよ)。
さっと湯がいておひたしや酢の物にすると、美味しいし、色がとってもきれいで気が利いています。
お節供では、炊きたてのごはんに花びらを散らして、菊花ごはんを食べたりもしますが
美しくて、香りも良くて、そして簡単。
そんなちょっとしたお祝いの食卓も、秋らしくて素敵ですよ〜。