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【7月8日】本気のお願い

昨日の七夕はいかがお過ごしでしたか。

山陰地方や静岡を中心に、大雨の大きな被害も出ています。
災害の規模がどんどん大きくなっているようで、怖いです。
「健康で無事に過ごせますように」というオーソドックスなことこそ、
切実な心からの願い事です。

我が家の七夕は、毎年五色の短冊を用意して家族で1枚ずつ書くのですが
今年はそれができず。
梶の葉を使ったしつらいをして、行事食の七夕そうめんをいただく、
といった1日でした。
七夕に短冊が間に合わなかった、という方、他にもいらっしゃいませんか。
大丈夫。旧暦というものがあるのです。

もともと七夕が行われていた日付に合わせると、七夕は8月の行事。
今年は8月14日です。
星祭りは、梅雨空ではなく、晴天の多い夏空の下の行事だったのですね。
短冊をしかと用意して、お願い事もしっかりと書こうと思います。

若い時は「健康で無事に過ごせること」なんて当たり前すぎて
お願いするようなこととも思っていませんでした。
そんな当たり前のことが、当たり前とも思えなくなることも
が、身の回りで起こるようになってきました。

まず、自分の加齢問題。
思っているほど体が動かない、うっかりした物忘れが多い、
あのキレキレだった頭と体は、いずこへ?
そして自分が歳をとるということは、親も歳をとるということ。
コロナでしばらく会えていないので、なおのこと心配が募ります。

欲張りなことは言わないから、とにかく健康で無事に大きくなってほしい、
と願う存在の、息子や犬もいたり。
まだ少し先と思っていた、温暖化による気候変動の片鱗を感じたり。

夢もロマンもないけれど、「健康で無事に過ごせるように」と
もう何年もそんなことを本気で願っています。

私もようやく、大人になったということなのでしょうか。

七夕そうめん。セルフでお願いします。
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