【1月21日】ぷりっぷりの
昨日の大寒の日に、実家の母から野菜便が届きました。
うちは農家ではないので、自分たちで野菜を作ってはいないのですが、
地元のとれたての野菜をいただいたり買ったりして、折に触れ送ってくれます。
実家で食卓に上る野菜を、普通と思って食べていましたが
離れてみて、その美味しさやありがたさに本当に感謝しています。
美食家の家というわけではないし、母もお料理を習っていたこともありますが
どちらかといえば自己流、目分量の料理。
結婚するときに料理を習おうと思ったら、全てがだいたい、目分量だったので
これは初心者には無理だ、とガクッとなりました笑
テキトーに作ってるのに、レシピ見て作っても母の味には絶対かなわない。
主婦ってすごいなー、と改めて母のことを尊敬しました。
その美味しさは腕もあるけど、野菜を選ぶ基準も大きいというのが
ようやく最近わかってきたことです。
たまに実家に帰って母と買い物に行くと、野菜を買いに来たのに眺めるだけで
ここのはちょっと傷んでる、と何も買わないことがありました。
そんな時は別のお店で買うことになるわけで、そんな面倒なことしなくても
売ってるのに、と思っていたんですが、ポイントはそこなんですよね。
野菜を送ってくれたお礼の電話をすると、「買ってから1日経っちゃったから、
ちょっと味がどうかわかんないけど」みたいな発言もよくあります。
見た目何にも変わらないし、そんな変わらないでしょ、と思っていたのですが
いいや、そうじゃない!と気づかせてくれたのが、昨日来た野菜。
せっかくネギがきたから、お蕎麦の薬味にしようと切ってみたのです。
そこでびっくり!
ネギにスーッと縦に筋を入れるように包丁を入れたら
なんとぷりぷりとした弾力があって、みずみずしいお肌のよう。
ぷりっぷり、って大体お肉とかに使うような言葉であって
ネギのためのものじゃないのに、これはもうぷりぷりとしか言いようがない。
畑から採ったばかりだから、さっきまで土から吸い込んでいた水分がネギ中を
まだ潤して、こんなにぷりぷりなのか!と納得。
ちょっと前まで生きてたんですもんね。
いとよしで野菜の収穫した時も、その根の力強さやみずみずしさに驚きました。
まあ冷静に考えれば、普通のこと。水分はどんどん抜けるわけですし。
しかし、このぷりぷりは衝撃でした。
なるべく採って早く食べる。これ、もうちょっと意識して食べてみます。
いやー、あんまりにぷりぷりに興奮して、珍しい長文ブログでした。笑