【8月25日】今日の竹取物語
元気のいい太陽が久々に戻ってきたような週末でした。
土曜日は田んぼの草取りに行き、今日は竹取りに。
9月のお月見ワークショップでは、ススキを入れるのに竹筒を使う予定。
とはいえなかなか手に入らないので、前回は植木職人をしている友人夫婦に頼みました。
今回は、友人夫婦と一緒に私も竹筒作りにチャレンジ。
どこから竹を取ってくるの?と思いきや、なんと庭から。
10メートルはありそうな竹を軽々と切り出してきて、枝を落とし、
丁寧にまっすぐ筒になるようにのこぎりで切ります。
それにしても竹を切る職人の姿、とてもかっこいいんです。
やっぱり農業・林業・漁業などに秀でている人は、本当にかっこいい。
生きる力が強い感じが、きっとモテるんじゃないかと思います。
竹やぶの中で、のこぎりの動きをじっと見ていると、中からかぐや姫が
出てくるんじゃないか、と心のどこかでドキドキしてしまいます。
そんなわけないですけど。
竹は神事にも使われる、日本人にとって神聖な植物。
竹取物語も日本最古の物語と言われています。
そんなことも相まって、竹林には独特の神秘的な空気が流れているのかもしれません。
それにしても難しいのが、竹をまっすぐに切るということ。曲がっていると立たないし、かっこ悪い。
でも、節があって形も均一じゃないので、私が切るとみんな斜め・・。
そんな竹をスパッと真っ直ぐに切る職人の手つきは、とても繊細です。
のこぎりというより包丁を使っているかのよう手さばきで、慎重かつ手際よく。
結局、私の切った竹筒はほとんど不採用でした。(選んだのは私ですけど)
どんなことも、やってみると知らないことだらけ。
まだまだ知らないことに出会える、というのも嬉しいことです。
竹取り体験したことある人だって、そうそういないですよね。
前回すべてこれを二人でやってくれた友人のありがたさ、偉大さに感謝して本日の竹取物語はおしまいです。