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【6月〜12月:中止】稲と暮らしの1年コース

新型コロナウィルスの影響により、通年開催は中止になりました

大好評のいとよしの田んぼ、今年は田植えからしめかざりまでをセットにした、稲と暮らしのフルコースを用意しました。

日本は古来より「瑞穂の国」と呼ばれてきました。みずみずしい稲穂が豊かに実る国、という意味ですが、普段の暮らしに田んぼを感じることはなかなか難しくなっています。そもそも「年」という単位は、もともと「稔(ねん)」からきています。つまり、お米が実る周期をベースに私たち日本人のリズムはできているともいえます。

「稲と暮らしの1年」コースは、東京国立市の田んぼをお借りして、改めて日本の暮らしを1年を通して体感してみようという贅沢なコース。お子さんにお米ができるところを見せたい、自然にふれてリセットしたい、日本の暮らしをもっと知りたい、そんな方にオススメです。

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*田植え(6月7日 予備14日)

農家さんのご指導のもと、泥の感触を手足で目一杯感じながら、参加者全員で小さな早苗を手植えしていきます。終わったら、おいしいお弁当をご用意。農家さんが育てている、旬の野菜の収穫体験もお楽しみ。

*草取りと案山子作り(8月下旬)(希望者のみ)

心もとなかった早苗が、育ったことを確かめに。無農薬なので、稲がしっかり育つために雑草を抜きます。面白いようにスポスポ抜けます。案山子も毎年名前をつけて、しっかり田んぼを守ってもらいます。

*稲刈りと懸税(かけぢから)作り(10月11日 予備18日)

立派に実った稲をザクザクと刈り取って、束ねたらハザかけし天日干しに。お日様にたっぷり当てて乾燥させます。落穂拾いも忘れずに。最後に懸税を作り、田んぼの神さまと農家さんに感謝します。お弁当と旬のお野菜も待っています。天日干しした稲は、精米して皆さんの元へお送りします(2kgの予定)。

*わらすぐり(11月中旬)(希望者のみ)

脱穀した稲は、そのままではわらとして使えません。手作業でいらない部分を落とし、きれいなわらに整えます。農家さんの軒先をお借りして、おしゃべりしながらのわらすぐりは、単純作業ですが心地よい充実感。持ち寄ったお弁当やお茶も楽しいひとときです。

*新嘗祭とおむすびの会(11月23日)

収穫を祝うしつらいとともに、日本人にとっての新米をいただく意味を室礼研究家の高橋さんに聞きます。tetotetoさんからは、手塩にかけた新米で、佐藤初女さんのおむすび作りを。疲れた人を癒す力を持ったおむすびを、お米を研ぐところからしっかりと教えていただきます。たかがおむすびと侮ることなかれ。驚きと感動の体験です。

*しめかざり作り(12月20日)

稲の仕事も、いよいよ最後。1年頑張って実りをつけたわらを使って、また翌年への願いをつなぐしめかざりを作ります。自分たちの育てた稲に祈りを込めたかざり作りは、感慨ひとしおです。斎藤さんの本気のしめかざりは、本格的で美しいですが、初心者の方でも必ずきちんと作れます。メガネ、エビをへて、さて今年はなんでしょうか。お楽しみに。

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講師:高橋久子(室礼研究家)

造園を学び、環境保全や里山文化の伝承に携わるうち、自然と共生し感謝する日本の伝統行事に魅せられる。「室礼三千」で室礼を学び、「月の会」で旧暦を学ぶ。現在は日本文化興隆財団など様々な場で、室礼を伝える活動を行っている。

講師:tetoteto

みぞぐちゆうこと、いのうえゆみこの料理ユニット。 ママ友だった2人がtetotetoを結成し、 おいしいものを作り食べる会を開きながら お菓子やパンでワンデーカフェやイベントに参加。 2014年、日本のマザーテレサといわれた故・佐藤初女さんにおむすびを教わる。 お米に向きあう姿、そのおいしさに感動し、 初女さんのおむすびを伝えたい!と「おむすびの会」を始動。 食べることをまんなかにおいて、人と人が出会い、 心を分かち合える場づくりを目指している。

講師:斎藤晴美(藁細工円座の会)

小さな子供達から高齢の方までを対象に長年「ものづくり」の活動を行う。
なかでも 暮らしの中にある しめかざりは その形と飾りにこだわり、20年にわたって毎年作り続けている。
科学読物研究会会員として、子供たちに読み聞かせや様々なイベントを行う活動も長く行っている。

 


募集要項

【日程】
①田植え:6月7日(日)10:00〜13:00予定 天候予備14日(日)
②草取り&案山子作り:8月下旬の週末(調整中)10:00〜13:00予定
③稲刈り&懸税作り:10月11日(日)10:00〜14:00予定 天候予備18日(日)
④わらすぐり:11月中旬の週末(調整中)9:00〜14:00予定
⑤新嘗祭とおむすびの会:11月23日(月)11:00〜13:00
⑥しめかざり作り:12月20日(日)13:00〜16:00

*②④は自由参加です。日程は天候や生育を見ながら判断して後日決定します。

【募集人数】25名

【場所】
田んぼ:東京都国立市(JR南武線 谷保駅)
⑤⑥:一欅庵 (JR中央線 西荻窪駅)予定

【参加費】
稲と暮らしの1年コース:
大人 24,200円(税込)※①③ランチ弁当・新米2kg・お米配送料・野菜収穫料・保険料 ⑤体験料 ⑥体験料・しめかざり1つ
子ども 9,900円(税込)※①③ランチ弁当・保険料  ⑤体験料(おむすびは1人前準備します) ⑥体験料(しめかざりは大人の分を一緒に作ります)  未就学児は参加無料 

田植え&稲刈りコース:
大人 13,200円(税込)※①③ランチ弁当・新米2kg・お米配送料・野菜収穫料・保険料
子ども 6,600円(税込)※①③ランチ弁当・保険料  未就学児無料
 
田植え1dayコース:
大人 6,600円(税込)※ランチ弁当・新米2kg・お米配送料・野菜収穫料・保険料
子ども3,300円(税込)※ランチ弁当・保険料  未就学児無料

*空きがあれば、稲刈り1day コース、新嘗祭とおむすびの会、しめかざり作りも単発で募集を行います。(詳細は後日)
*詳細は、お申し込み後に改めてご連絡いたします

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