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【8月7日】天の川は見えないけれど

今日は旧暦では7月7日。七夕です。

東京では、空も雲なく星が光っています。
まあ、数はそれほどでもありませんが・・

織姫(ベガ)も彦星(アルタイル)も、星としては1等星で明るいので
お天気さえ大丈夫なら、比較的見つけやすい夏の大三角の2つです。
私のところからは天の川は見えませんが、川を挟んで上に位置するのが織姫、
下が彦星です。21時過ぎの空では、ほぼ真上くらいの位置でした。

月も、今日は上弦の月を迎える前の美しい形の月。
今日は23時前には見えなくなってしまいますが、
この形をくるっと回すと、船の形になっているといいます。
橋を挟んで離れた二人をつなぐのが、川を渡る船。ロマンチックですね。

そして、七夕に和歌を書いてお供えされていた梶の葉は、
船の舵(かじ)とも通じているんです。
なんと風流な・・・

まだ夜のうちにこのブログに気づいた方、どうぞ空を見上げてみてください。
心地よい夜風に吹かれつつ、古の恋の物語に想いをはせてみる夏の夜も、なかなかです。

梶の葉を水盛にして
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