【6月26日】折り返しまで、あと少し
年度始まりが4月だと、まだまだ始まったばかりのような気もしますが
2019年で考えると、もうあと4日で前半戦が終了です。
令和になってから、2ヶ月が過ぎようとしていますね。
6月には折り返しを意識する行事がありまして、「夏越(なご)しの祓(はら)え」といいます。
ちなみに年末にも「大祓え」があります。祓いをしてから、お正月を迎えるんですよね。
1年に2回の祓いの行事ですが、日本の行事の根底には祓いがつきもの。
行事のしつらいなどしていると、気持ちがスーッとして清々しいのは
そういう意味合いもあるのかなと思います。
夏越しのお話はまた追って書きますが、先日かわいい人形(ヒトガタ)をいただきました。
自分の穢れを移して、祓いをするのに使います。
昔ポストに神社の袋が入っていて、紙の人形を見た時は怖かったです。笑
今のように知識があれば、そういうことか、とわかるんですけどもね。若かった笑
こちらはもみじとチガヤで作ってあり、夏越しの祓えの時に、和歌を唱えながら
体を撫でて、最後は水に流すんだそうです。
京都の名家に伝わるものだそうで、風情がありますねぇ。
地域によって、家によって、行事の形もさまざまです。
だから行事の話を聞くと面白いんですよね。お雑煮の話と同じで。
夏越しの祓えも、関西の方はなじみが深いようですね。
残り少ない前半戦、どうぞみなさまよい1日を。
関連記事