【3月26日】桜の下で想う
お花見しましたか?
うちの近所の桜並木は、土曜の朝から出店も出てお花見の人でにぎわっていました。
桜ほど、いつ咲くのかを世間が気にする花もないですよね。
桜は美しいからみんなで愛でよう、というのがお花見の成り立ち、
ではないようです。
もともと「さくら」には、神さまのいる場所、という意味があり
桜の下で宴会をするのは、神さまと一緒に飲んだり食べたりすることでした。
神さまと一緒になって、その年の豊穣をあらかじめお祝いしてしまう、というのがお花見で
予祝(よしゅく)の行事だったんです。
「桜の花は稲の花」とも言われ、桜の花の咲き方でその年の収穫がどうなるか占ったという話もあります。
今も、私たちの食卓に欠かせないお米。
桜を見ながら、たまにはそんな先人たちのお花見に想いをはせてみるのもいいかもしれません。
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