toggle

【10月1日】雨でも曇りでも

今日は十五夜です。すごく楽しみにしている私です。
27日のオンライン講座のあたりから、お天気がよくなってきて
お月さまがどんどんと丸くなっていく様子をウキウキしながら眺めていました。

十五夜は毎年日にちが変わりますが、今年の10月1日は夫の誕生日でもあり
ダブルでおめでたい雰囲気が漂っています。

さっき、三方いっぱいに大きく作ったお団子を15個並べて
お月見のしつらいをしましたが、いいです。お月見気分が高まります。

昔は縁側でお月見をしていましたが、縁側には「縁を結ぶ」という意味合いがあったそうです。
いいですよね、縁側。マンション暮らしには叶わぬ夢ですけど。

普段のしつらいは家の中の定位置ですが、お月見の時は小さい庭に。
昨年も確か、庭のガーデンテーブルにお芋やススキ、お団子をお供えしました。雲間に見え隠れしている月を見ていると、時間が経つのもあっという間。
結構月ってすぐに動くんだなー、と思ったり
どのくらいの人がこの月を見ているのかなー、と思ったりしながら
ドラマチックに出入りしている月を見ながら、日本酒を少しいただいたりして。というと風流ですけど、気がついたら寝落ちしている、という
疲れたおばさん的な終わり方のお月見でした。

今日ばかりは朝から雨も降っていたので、見えないかなと思ったら
雨の名月を「雨月」「雨名月」というのだと教えていただきました。
特に十五夜に雨が降った時などを指すのだそう。

雨でも曇りでも、そこにお月さまがいることは変わらない。
そんな情緒ある、日本人の見方は素敵だなぁと思います。

さあ、皆さまも今宵はちょっと手を止めて、空を見上げてみませんか?

オンライン講座の時のお月見のしつらい
関連記事