【12月29日】準備できてます
さっき神社の前を通りかかったら、すっかり大晦日を迎える雰囲気になっておりました。
謹賀新年をはじめとして、提灯がたくさん。子どもの頃行った初詣が思い出されます。
私が小学生の高学年くらいから、両親が深夜の初詣に一緒に連れて行ってくれるようになりました。
それまでは眠くて紅白も最後まで見てられなかったのですが、一気に大人の仲間入りをした気分でした。
田舎のこじんまりした神社でしたが、近所の人が長蛇の列をなし、年越しを待ちます。
この待ってる間が寒いのなんの。鐘とともに家族や周りの人たちと新年の挨拶を交わして、照れくさいけど一人前になった気分。
境内には焚き火があって、お参りした後に暖をとりながら、大人たちは振る舞われたお酒を、子どもたちは甘酒やみかんをいただきました。楽しい、ではなく、厳かで特別な雰囲気。このまま終わってほしくないような気持ち。
今でもありありと思い出すことができます。
子どもの頃の感覚として残っている原体験が、自分の行事の原点なんだなと思う年の瀬です。
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