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【10月26日】木からの贈り物

街を歩いていると、オレンジ色が目につきます。
一つは金木犀(きんもくせい)。
香ってくると、どこに木があるんだろうといつもキョロキョロしてしまいます。
今年は遅いわねという方もいて、待ち望まれている秋の香りなんだな、と思います。

もう一つのオレンジは、柿。
目にするのは割と小ぶりですが、ようやく柿の季節かぁと思います。
もう一人のいとよしさんは、いつも11月初旬に長野に干し柿作りに出かけて行きます。
毎年恒例の仕事があったりするのは、節目があっていいですね。
もいだり、皮をむいたり、干したりと手はかけますけど
美味しくしてくれるのは、お天道さま。
毎年同じように作っても同じにならないのも、手仕事の味わいですね。

あと、田んぼに行った時に天満宮で銀杏の香りに気づきました。
銀杏の木はそれほど黄色くなってはいないけれど、もう実が落ちています。
すぐわかりますね。笑
小さい時、祖父が近くの神社から銀杏を拾ってきたのを、炒っておやつに食べていました。

硬い殻と薄皮をむくと、きれいな翡翠の色をした銀杏が出てきて
宝物みたいだなぁと見とれていました。
今でも毎回そう思います。

何もしなくても美味しい実がなるって、うれしいプレゼントです。
鳥と競争になったりしますけどね。
うちの夏みかんの木は、あと何年経ったら実をつけるのかなぁ。

 

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