【11月19日】思い出の七五三
週末、七五三のお参りをした方もたくさんいたと思います。
いいお天気でよかったですね。
もともと11月15日の行事ですが、11月の週末はどこの神社に行っても
和装のかわいらしい七五三のお子さんと親御さんをたくさんお見かけします。
男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でお祝い。
3歳でともに髪を伸ばし始め、男の子は5歳で初めて袴をつけ、
女の子は7歳で初めて大人と同じ幅広の帯を締めるという儀式をし、成長を願います。
昔は子どもの生育状態も今とは違っていましたから
無事に大きく育つことへの感謝や祈りも、ひとしおだったかもしれません。
七五三というと、今でも子どもの頃の記憶がありありと蘇ります。
きれいな着物を着せてもらって、お姫さまみたいで嬉しかったこと。
車に乗るとき、帯がじゃまで乗りにくかったこと。
髪を結うのに引っ張られて痛くて、かんざしで頭が重かったこと。
その背景に、いつも見守っていてくれた両親や祖父母の気配をぼんやりと思い出します。
自分が親の側になってみると、自分もこんな風にしてもらってたんだなと
そのありがたさに改めて気づかされることばかりです。
自分1人で大きくなったみたいな顔をしていた若い頃を思うと
少しは周りが見えるようになったということでしょうか。
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