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【10月5日】水、はじめて涸るる

タイトルは「かるる」と読みます。

今の七十二候「水始涸」は、収穫前に田んぼの水を抜いて
稲刈りの準備を始める時期のこと。

地面がひび割れたかかとのように(うーん、嫌な表現・・)
カラカラになり、地面もしっかりとしてきます。

乾かないうちに稲刈りをすると、機械で刈る場合は根から抜けてしまうんだそうです。

いとよしの田んぼも、まさにこの時期。
ずっしりと実った稲穂の下の地面は、カラカラに乾いておりました。

このくらいだと、足元もしっかりして手刈りもやりやすそうです。
田植えの時は、今思えばふわふわと柔らかかったです。

根を育てるときも水を抜いたので、今回は2回目。
今まで知らないお米のあれこれが、農家さんと話しているといろいろと勉強になります。
「へぇ〜」「なるほど!」「知らなかった」ばっかりです。私の相槌。笑

実ると稲穂が重くなって頭が下がるのは知ってましたけど
時系列で稲の様子を見ていると、こんなにも下がるの!?と軽くびっくり。

だから台風の風などには倒れやすいのだそう。
あんまりにも寝てしまうと、機械では刈れなくなってしまうんですって。
手刈りは起こして刈れるからそんなに大変ではないですけどね。

しかし、たった4ヶ月でこんなにも大きく育つとは。
返す返すも、自然の力に感激です。
鳥にあんまり食べられないうちに、刈ろう刈ろう。

田植えの時は頼りない早苗でした

夏には力強く伸びてきました

豊かな秋の実りへ

真夏のかかしカップル

台風にも負けず、鳥から稲を守ってくれております!

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