【10月21日】稲刈りを終えて
昨日は無事に、田んぼでの稲刈りをしてきました。
小さな田んぼを借りているだけの私ですが、被災地で農作物を育てていた方のことを思うと、やりきれない想いがあります。
複雑な気持ちで鎌を片手にザクザクと稲を刈っていくと、いろいろ気づきます。
昨年と比べたら、なんだか丈が短いような気がするなぁ。
青い稲もこのくらい混じってたっけ。
まだ2回目ですが、昨年を思い出すと意外と違うなと思うこともあって、
やはり気象条件も違えば出来も違う、生ものという感じがあります。
無心になって、刈ったり束ねたりしていると、日差しがだんだん出てきて
むしろ暑いくらい。大人も子供もたっぷり2時間半働きました。
いろいろな年齢の人がいるといいですね。みんなそれぞれできることをする。
黙々と働く人。周りを見て仕事を探す人。膝の痛い人は無理せずいたわりながら。
元気なお子さんはカエルを捕まえたり、みんなに束ねる紐を配り歩いたり。
これもダイバーシティですね。
最後は田の神さまに稲穂を束ねた懸税(かけぢから)をお供えし、
収穫の感謝と被災地への祈りを捧げました。
半年近く田んぼを見守り、お世話をしてくださった農家さんにも感謝です。
本当に、農業は頭の下がる仕事ですね。
いっぱい働いたら、やっぱりお楽しみはお弁当。
もりもり食べて、帰りは疲れがどっと出て電車で爆睡。笑
また来年もやりたいなと思います。
関連記事