【6月20日】日、長くの次は
明後日は夏至です。お昼が一番長くなる日ですね。
明日まではまだ上り坂の途中。
不思議なもので、一番日が長くなる夏至の日にお祭りを行う国も多いのです。
どこにいても太陽の動きは大きな関心事で、その力を重んじきたというのは
人間が自然の営みの中にいる生き物なんだな、ということを感じます。
誰かが音頭を取ったわけでもなく、洋の東西を問わずに同じタイミングで
お祭りするなんて、DNAレベルで太陽の大事を認識していると言っても
いいんではないか、なんて気すらします。
日が一番短くなる冬至も、世界のあちこちで太陽の復活が祝われています。
日本は、中国の陰陽五行説の影響を受けていますが、陰と陽は循環していて、
ずーっと陰ばっかり、陽ばっかりということは考えられません。
そのタイミングが夏至や冬至。
夏至は陽が極まる日、と言われ、徐々に冬至に向かって陰へと転じていきます。
夏はこれから本番なので、バンバン陽なんじゃないかという気もしますけど
じっくりゆっくりと季節が移ろって巡っていくリズムなんですよね。
急には変わらず、行きつ戻りつしながら動き続ける。
季節も人生も一緒なんですかねぇ。
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