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【11月17日】とおかんや、知ってます?

十日夜、と書いて、とおかんや。
十五夜、十三夜に続き、三の月なんて呼ばれたりもします。
西の方では亥の子と言われているそうです。

旧暦の10月10日に当たる今日、とおかんやは
最初の2つのお月見に続いて、収穫祭なのですが
ハロウィンじゃないか、これは!という行事なんです。

今はあまりやっているところは少ないようですが
うちの母が子どもの頃はやっていたそうなんです。

子どもたちが、夜になると歌を歌いながら家を回って
モグラなどの農作物の害となる悪いものを追い出すべく
藁で作った藁鉄砲で地面を叩くんですって。
そのお礼に、お菓子とかをもらっていたんだそうです。

ね、まさしく!ですよね。

十日夜は、収穫が終わり田の神さまが山に帰る日とされています。
田畑の悪いものを追い出して、来年の豊穣を祝っていたんですね。

農作業をする家自体が減っているので、行事が下火になるのも当然なのですが
ハロウィンがあれだけ盛り上がっているのに、日本ならではのお祭りが消えていってしまうのは
なんとも寂しいなぁ、復活したらいいのにな、とこの時期になると夢想する私です。

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