【4月22日】旬なものには訳がある
昨日の端午の節供ワークショップが無事に終わり
ほっと一息、
の余裕もなく予定に追われた日曜日でした。
夏のような日差しで、もう紫外線を気にする時が来たかぁと、季節の巡りの速さを感じます。
本当に、今頃から5月にかけてはいい気候ですよね。
暑くもなく寒くもなく、空気もカラッとして何か体を動かしたくなるような。
5月5日の端午の節供も、今ではそんな気持ちのいい季節の行事ですが
旧暦に直すと、今の6月の梅雨入りした頃の行事なんです。
湿気が多く気温が下がり、病気も流行ったりする旧暦の5月は
昔は「悪月」と言われていたそうです。
その祓いとして、その時期に採れる薬効の高い菖蒲やよもぎが重宝されていました。
昨日はそんな本来の時期よりはだいぶ早かったですけど
菖蒲などを束ねて吊るした「軒菖蒲(のきしょうぶ)」をしつらえました。
やってみると、部屋全体の空気が浄化されていくような、なんとも言えない清々しさ。
季節のものってすごい力があるんですねぇ。
旬のものをいただくことも、きっと体に力をくれているんだろうなぁとなんだか納得いたしました。
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