【9月8日】売り場で知ること
昨日から、二十四節気は「白露(はくろ)」へと移っています。
白露は、文字通り「露」がつくくらいに夜の気温がぐっと下がり、秋が深まっていく頃です。
気づけばここ1週間ほどは、ずっと涼しくて残暑とも無縁の東京でした。
8月下旬には一度暑くなりましたが、やはり日照時間が短かった夏のようです。
特に西日本は短かった、とニュースで見ました。
野菜の高騰という形で、毎日の暮らしにも跳ね返ってきますね。
たしかにほうれん草、高かったです。
これから秋に向かって、美味しいものも出回ってきますね。
料理の仕事をしている友人が、旬を知るにはスーパーの売場の観察が大事と話してました。
狭いスペースにいたものが、メインの売り場でドーンと積まれるようになったら、旬。
入荷が少なく価格も高かったものが、たくさん入って安くなる。それが旬。
旬の時期には栄養価も高くなるので、こんなにお得なことはありません。
売り場を定点観測していると、季節が移っていくのがわかるそう。
たしかに無意識のうちに、野菜を通して感じ取っているような気もします。
ただ安いな、時期かな、とは思っても、旬だ!とまで思ってなかったような。
そこはしっかり意識して、美味しく栄養のある旬のものを積極的にとろうと思います。
たけのこなどは、その日の朝並べられたものを午前中に買ってすぐ茹でるのが
アクが出ずに美味しくいただくコツだとか。
やっぱり鮮度が大事ですね。なんでも。
今は多くのものが一年を通して手に入るようになりましたが
旬のものは、その季節に体に必要な栄養を備えていることが多いですよね。
冬の体をデトックスしてくれる春の苦みや、夏の火照りを冷やしてくれる瓜の数々など。
秋は収穫の季節ですから、美味しい実りが盛りだくさん。
買って放置せず!お腹にすばやく入れられるよう、面倒見たいと思います。
白露に入って深まる秋、食欲の部もスタートです。