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【3月20日】願い、心を向けて

今日は春分の日。お彼岸のお中日です。
日に日に日が伸びて、だいぶ夜が明るくなってきました。
昼と夜が同じ時間になる今日は、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
東が此岸(しがん)でこちらの世界、西は彼岸であの世を表しているので
こちらとあちらがつながりやすくなると考えられていました。
お彼岸にお墓参りに行くのも、ちゃんと理由があったんですよね。

またお彼岸の1週間は、西にある極楽浄土に行くための修行というのが
仏教におけるお彼岸の考え方なんです。
そもそも「彼岸」という言葉は、煩悩を脱した悟りの境地を指すそうですよ。

私は最初の緊急事態宣言から実家に帰れていないので、お墓にも1年以上行けず。
今日は犬の散歩がてら夕方外に出て、空の広い高台から西の方に手を合わせました。
少し夕焼けの見える空に、亡くなった祖父母や義父を想うと
なんだか存在を近くに感じました。
手を合わせる、想う人がいることで、ちょっと心が軽くなるような気もして。

これから夏至に向かって、どんどん日が伸びていきますね。
首都圏の緊急事態宣言も明日で解除。ぼちぼち実家に帰れるかなと楽しみにしています。

曇っていたのに夕焼けが見えて得した気分
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