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募集スタート!【12月14日(日)】青藁で作る「鶴」のしめかざり

毎年各地のかたちの中からセレクトする、いとよしのしめかざり。今年は「鶴」に決まりました。いとよしでずっと作ってみたかった憧れの鶴を、ついに今年作ることにいたしました。

鶴は、九州地方に多くみられるかたちです。今回作るのは、宮崎県で作られているもので、羽を広げている様子がとても優雅です。鶴は亀と並んで、縁起物の代表格。「鶴は千年」というように長寿を象徴する鳥で、天に届くほどよく通る鳴き声などで天上界に通じる鳥とも言われます。また、伊勢では鶴がくわえて来た稲穂を落としたところから稲作が始まったという伝説も。しめかざりを作る稲藁ともゆかりがあります。

こんな素敵なしめかざりが自分で作れたら、とてもよい年が迎えられそうです。いとよしのしめかざりは、わらから自分の手で作り上げますので、決して簡単ではありませんが、その分の喜びもひとしお。今までの中でも鶴はなかなか上級編ですので、人数を例年より少し絞って細やかに教えてもらいながら仕上げていきます。

教えてくれるのは、栃木県のしめ縄農家三代目である小林さん。

小林さんのところでは、しめ縄に使う⻘藁を育てるところから全て⾃らの⼿で⾏っています。青々と美しい藁は、しめかざり用として育てられ、お米をとらずに夏の初めに刈り取って乾燥させたもの。清々しい青い色と深呼吸したくなるようないい香りで、新しい年をお迎えするおかざりにするにはぴったりです。
小林さんは、年末に⾣の市で売られるような⼤きいしめ縄を作るのが本業ですが、藁のよさを多くの⼈に知ってほしいと講師として協⼒してくださいます。

ご夫婦や親子での参加もOKです。ぜひ自分たちの手で、来年への願いを込めて作ってみませんか?

なお、いとよしでは、小林さんに作っていただいたしめかざりの予約販売もしております。今年は「鶴」「メガネ」「杓子」をご用意しています。よろしければご覧ください。

刈り取った青藁
収穫した青藁
出荷を待つ小林さんのしめ縄

募集要項

日時:2025年12月14日(日) 13:00〜16:00終了予定
場所:一欅庵(JR 西荻窪駅より徒歩10分) 
定員:10名(しめかざりを作る方)
参加費:大人 7,000円(税込)   子ども(しめかざりを一緒に作る方) 1,000円
    お茶・お菓子つき
ご注意:・小学生以下のお子さんもご参加いただけます。未就学児は無料です。・振込後のキャンセルは、受け付けておりません。ご了承ください。その場合、代理の方の出席は可能です。

 

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