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【12月10日】わら・わら・わら

いとよしのトップページを見ても、わらの写真ばっかり。
またわらですか・・というコアな読者の方、いらっしゃるでしょうか笑

今週末に控えたしめかざりのワークショップに備え、わらの下準備がまだまだ続いております。

ここ2,3日冷え込んできたので、狭いベランダであったかく着込んで
マスクして軍手して手袋して、ひたすらわらを1本1本きれいにしております。

夫からは「農家のお嫁さんみたい」と言われ
お隣さんからは、庭ごしに「一体何をしているの」と声をかけられ
確かにマンションのベランダでわらの下処理をしている人もいないであろうと、ちょっと面白くなっております。

作業自体なかなか私好みで、やりだすとどんどんやりたくなって止まりません。
ただ、日が短くなったので16時過ぎには店じまいしないとならないのが残念。

しめかざりに作るわらにも色々あって、いとよしのように収穫後のわらもあれば、しめかざり用の青々としたわらもあります。
私も知りませんでしたが、しめかざり用のものはお米を収穫せずに、青いうちに刈り取って乾燥させるんだそう。

青わらがモデルさんとしたら、いとよしのわらは人生経験を積んだ大人のわら。
田んぼで無農薬でたくましく育ち、おいしいお米を実らせた後の最後の仕事。
青いところと色褪せたところとあって、青わらよりずっと手間はかかるけれど
お疲れさま、と声をかけたくなるような愛おしさがあります。

あとちょっとで、ようやく任務完了の予定。
みなさんのおうちでも、来年への願いをのせた愛されるしめかざりになったらいいなぁ、と願っております。

私の作ったしめかざり。メガネの形にも個性が出ます。
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