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【10月21日】十三夜ですよ

外に出てみたら、明るいお月さま。
十三夜の今日は、東京の空は雲ひとつない晴天です。

十五夜の方がお月見としてはなじみがあるかもしれませんが
十三夜は「後(のち)の月」ともいって、2つの月を見るのはセットでした。

月待ち、というのも一度やってみたかったのですが
先日お誘いいただいて、北鎌倉の円覚寺、龍隠庵での月待ちの会に参加してきました。

この日はお天気があまりよくなかったのですが
和尚さまのお経を聞き、お焼香をして、空を見上げていると
雲の明るさがゆらゆらとして、見えそう・・でも見えない・・

そこでお経の声が止むと同時に、雲の切れ間から待望のお月さまが。
歓声の中、献杯となりました。

不思議なものですよね。普段から見ている月なのに
待っているととてもありがたいことに感じます。

お月見は、秋の収穫祭でもあります。
稲刈りが無事に済んだことにも感謝。
おいしい農作物がいただけることにも感謝。

ありがとうの気持ちを込めて、今宵の月を見上げてみてはいかがでしょうか。

献杯

広田千悦子さんの十三夜のしつらい

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