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【7月2日】半夏生です

夏至から11日目の今日は、半夏生(はんげしょう)。

この日を過ぎてからの田植えは時期的に遅く、収穫量も半分になるとのことから
半夏半作(はんげはんさく)と言われたそうです。
改めてそう聞くと、ああ植えられてよかった、とホッとします。

西の方では、タコを食べる習慣があるそうですね。
タコの足の吸盤のように、きちんと根付いて育ちますようにという願いがあるとか。
私は関東の出身でタコを食べる習慣はないですが、そういう行事にちなんだ行事食をいただくのも楽しみですね。

昨日のワークショップの直会(なおらい)では、七夕にちなんで笹巻きと麦茶をお出ししました。

笹巻きは七夕の笹にちなんで。麩まんじゅうが入っていて美味しかったです。
麦茶は夏だから、ではないんですよー。七夕には麦や夏野菜の収穫祭の意味合いもあるんです。
ですので、あえての麦茶です!

笹や竹、梶の葉など緑が美しかった、昨日の七夕のしつらい。
例の、いただいてきた竹の節に穴を開けて紫陽花をあしらったりして、皆さんをお迎えしました。

七夕だからですかね。みんなで同じ時、同じ場所で、手をかけて祈りのかたちを作るのは
なんだかとても得がたいことで、ロマンチックな気がする!と、感謝の念がこみ上げてきました。

行事に親しむことで、なんだかゆっくりいろんなことを考えるようになった気がします。たまには。

笹の葉を器に浮かべて。梶の葉でも美しい

紫陽花を活け込んでいます♫

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